2008年08月

アメリカ・プロパテントの終焉と企業対応について
牧野和夫 大宮法科大学院大学教授、弁護士・弁理士・米国ミシガン州弁護士

プロパテント政策を一貫して採用してきたアメリカの特許政策が、ここ数年で急激な変化を見せている。特に昨年の3つの連邦最高裁判決は、プロパテントからアンチパテントへ移行したことを明確に示したといえる。以下、アンチパテントへの端緒といわれる1997年ヒルトンデービス連邦最高裁判決以降のアンチパテント判決の流れを見た後、USPTOの特許審査基準の変化やアメリカ特許侵害訴訟実務への影響について述べる。...

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